2026年6月16日投稿

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今までのひとり旅一覧はこちら


これまでのひとり旅先はこちらです!
気になる記事があれば光栄です。

・北海道(後藤純男美術館/カフェ風時計/北見市ハッカ記念館)
・青森県(三内丸山遺跡)
・福島県(会津若松飯盛山/武家屋敷/東山温泉「原瀧」/猪苗代土津神社/レイクビュー猪苗代荘/猪苗代駅周辺)
・茨城県(水戸市偕楽園)
・群馬県(明和花火まつり)
・栃木県(CAFE&GARDEN アンの友達/那須塩原チーズガーデンTHE OVEN/もみじ谷大吊橋/回顧の吊橋/塩原八幡宮/ゆとりろ那須塩原ホテル)
・東京都(オークラ庭園/東京タワー「朝茶の湯」/東京タワー夜景/荘厳寺/清岸寺/豪徳寺/千鳥ヶ淵緑道の桜/常徳院/多摩湖&都立狭山公園/クリスチャンディオール夢のクチュリエ展in東京都現代美術館)
・神奈川県(開成町あじさいの里/猿島/横浜ホテルメルパルク(現在閉館)/新林公園/東慶寺/生田緑地/みなとみらい散歩/横浜ナイトクルージング)
・千葉県(市川市東山魁夷記念館)
・埼玉県(彩湖)
・静岡県(熱海起雲閣/熱海城)
・兵庫県(土のミュージアムSHIDO)
・香川県(うどん本陣山田家/安徳天皇社/天空の鳥居・高屋神社/宇多津&坂出/高松空港~高松築港/金刀比羅宮)
・広島県(しまなみ海道自転車旅/尾道古道/福山城・バラ公園)
・鳥取県(鳥取砂丘/白兎海岸・白兎神社/鳥取砂丘コナン空港・鳥取のごはん)

イラスト


正社員になってみるか

経験しておきたい正社員


前回の移住記事①をご覧になっていない方はゼヒこちらを先にお読みください。

さてさて今回は移住記事①からの続きを書いていきたいと思います。

今現在は香川県で豊かな自然に囲まれてのんびりと生活している筆者ですが、この生活を手に入れるためにしたことで圧倒的に良かったのはずばり「紙に書き出す」ことでした。

移住記事①でも触れましたが、自分の生活にモヤモヤし出した時に一旦何にモヤモヤしているのか・何にストレスを感じているのかを書き出して可視化することで、一気に頭の中が整理されてスッキリするんです。
移住のことに限らずですが、悩んでいたりモヤモヤしていることがある方は、ほんと騙されたと思って手帳でもチラシの裏でも何でもいいのでまずは自分の気持ちと原因を書き出してみてください。
それだけで少なからずスッキリできますよ!


ということで本題なのですが紙に書き出した結果、まず「正社員を経験していない自分」へのモヤモヤがあったことに気づいたんです。

周りがどんどん正社員として安定した生活を送っている中で
「安定だけを求めるつまらない大人にはなりたくない」
「仕事で過度な責任感を負いたくない」
「週5日、土日休みの型にはめられた生活はしたくない」
など、正社員にとにかく抵抗感しかなかった筆者はずっとアルバイトで比較的自由な生活を選んできたのですが、思い返してみると自分は実際に正社員を経験していないわけだから正社員を否定する権利なんてないんじゃないか?とモヤモヤし出したんです。
そしてそれは今回感じたわけではなくずーっと前から実は無意識に感じていたことだったんだ、ってことにも気づきました。

「これは今のタイミングで実際に正社員になってみたほうが良いな」
紙に書き出してみて直感でそう思ったんです。

幸いにもアルバイト・パートの転職回数はかなり多いので笑、履歴書の書き方や面接時の注意事項などは熟知しており笑、応募から採用まではバイト面接同様すんなりと進み面接時に直接採用のお言葉を頂けました。
(面接攻略術?についてもnoteなど記事にできたらなぁ、と思ってます。現時点では思っているだけです悪しからず。笑)

さて思ったよりも早く正社員を経験できることになった筆者。
イメージが払拭されたらずっと正社員生活or違和感が出てきたらあと腐れなく退職、というなんとも極端な二択を自分に課し、正社員生活をスタートさせました。笑



安定の中にある違和感

さてここからの展開はなかなか早かったのを覚えています。

自分に合う条件や職種を徹底的に調べてからその会社に入社できたわけですが、入社後2ヶ月ほどですでに正社員の働き方に飽きてしまったんです!(正社員で日々頑張っていらっしゃる皆さん、どうもすみません!)

入社後、部署の立ち上げやその他諸々仕事は次から次へとやってきたし、PCに張り付いたり上司と意見交換をしたり毎日打ち合わせや会議に参加したりと、少しずつ自分が正社員としてこの会社にちゃんと居るんだな、と実感できるようにもなっていました。
それに、仕事的にもやりがいを感じて意外と楽しく働けている自分もいたんですよね。

だけど日に日に積み重なっていく「ここではない感」。

そもそも飽き性の筆者なので、心のどこかで正社員になったとしてもすぐ飽きてしまうのでは?と感じてもいたのですが、自分の直感は侮れないもので、見事に飽きたんですよね。笑

正社員ならではのメリットも実際に働いてみてかなり感じたのは事実です。
・毎月決まった給料が振り込まれる
・年に2回の賞与のありがたみ
・社保完備にグループ店舗優待券、退職金制度(筆者には関係なかったけど笑)
など会社に属しているだけで安定した収入は確保されるし生活自体が安定して心の余裕も生まれるんです。

が、しかし。
今まで大いに感じていた「自由」が、正社員になってみると明らかに少しずつなくなってきていることに気づいたんです。休みだってちゃんと確保されているし残業はなかったし休日に連絡が入ることもなく自由も確保されていたのに、なぜかぬぐえなかった不自由さ。
会社の組織の一員、っていう重さに筆者はたぶん耐え切れなかったんです。
それに東京の雑踏の中にいることに疲れ切っていたのも事実。

同時に移住への夢はどんどん膨れ上がっていました。
それでもまだ最後の一歩を踏み出すきっかけが見つけられずにいたちょうどその頃(2024年)、米不足問題の現実を目の当たりにして未来に不安を抱いた筆者は、急に農業への関心が強くなり同時にあることを考えます。

「そうだ、農業を実際に経験してみよう」
「北海道の農業短期バイトに応募してみよう」
「そこでホームシックになるか移住したくなるか自分を試してみよう」

常に行き当たりばったりな自由すぎる筆者ですが、ここまでぶっ飛んだ考えをしたのは初めてかもしれません。笑
善は急げ、ということで気づいた時にはすでに農作業ヘルパーへの応募を完了していました!

イラスト

自分を試す為の短期移住

Sawakoイラストあっという間に北海道民

正社員の採用を頂いてから1年。
安定した生活に見事に違和感を感じた筆者はあと腐れなく退職を決め、今までお世話になった会社の方々に感謝の気持ちを伝え東京に別れを告げました。

埼玉の家を引き払い北海道の農業ヘルパー専用寮へ入寮を決め、2025年6月はるばる海を越えて北海道へ住民票を移してしまったのです。笑

農業の繁忙期は農作物によって変動はありますがだいたい4月~10月頃まで。
その期間は北海道に限らず全国的に農作業バイトの求人が多くなります。今まで農作業をやってみたいだなんて1mmも思ったことがなかったので、当然そんな求人があることも知らずこれは新発見!

移住を意識してから決めていた「モヤモヤを全部解消する」。
ひとつめの正社員はあっさりと退職の流れになりましたが農作業はどうなるのか。
実際に農作業を経験してみて、もし北海道の地が肌に合えばそのまま移住or農業も北海道も合わなくてホームシックになるなら関東へ帰る。
というまたもや極端な二択を胸に再び新たな未経験生活が始まりました。笑



Sawakoイラスト私、生きてる!!

さてそんなこんなで風に吹かれるまま自分にお試し期間を設けた筆者ですが、正直実際に経験した農作業は想像以上に過酷なものでした。
過酷さを挙げるとこんな感じです。

・週6日、6:30-17:30(天候や野菜の育ち具合によって変動)勤務
・朝5:00起床、トイレ・洗面・キッチン共同でいつも混みあうし壁が薄すぎて話し声筒抜け
・雨の日は基本的に休みで収入なし
・晴れの日は炎天下でさつま芋や南瓜の定植、除草作業などで汗ダラダラ&作業着は午前中だけでびしょびしょ
・ハウス勤務ではハウス内の温度40℃が当たり前の中、収穫作業(凍らせてた飲み物は一瞬で溶けてぬるくなる笑)
・ミニトマトハウスではミツバチと一緒に仕事。いつ刺されるかわからない笑
・常に中腰姿勢や力仕事で、筋肉痛に筋肉痛を重ねる毎日
・熊など天敵がいつ現れるかわからず、常に危険と隣り合わせ
・自分の収穫の仕方ひとつで農家さんの収入に大きく影響してしまう為プレッシャー半端ない!

いかがでしょうか?
ザっと挙げただけでもこんなにあります。
当初はとにかく毎日自分の身体が臭くて驚きました!でも周りもみんな臭いのでそのうち何も感じないようにもなりましたけどね。笑
基本的に何十メートルも続く畑を行ったり来たりしゃがんだり立ったり。休日は身体が動かなくて北海道観光する余裕もなかったのを覚えていますよ。
こんな生活を毎日されている農家さんが本当に凄すぎて、尊敬しかなくなりました。

とまぁ、毎日過酷でヘロヘロになった筆者でしたが、嫌なことばかりではないもので大自然の中で仕事することで確実に自分の中に変化も生まれたんですよね。

・毎日山奥からの鹿の鳴き声や小鳥のさえずりをBGMに仕事できる
・たまに目の前をキツネがのんびり横切ったりして癒される
・たまに鹿が挨拶しに来て可愛い
・作業合間のアイス休憩中が天国に思える
・汗が噴き出ることで新陳代謝が促され健康体になる
・規則正しい生活で体力、免疫力がつきまくる
・大自然に囲まれながらの農家さんや他スタッフとの何気ない会話が幸せすぎる
・野菜の成長を知れる、知識が身につく
・あまった野菜や果物などを頂けることがある
・寮の送迎バスあり、3食付で生活の負担が減る
・大自然の中にいるだけでストレスフリー

思いつく限りダラダラと挙げてみるとこんな感じです。
その中でも圧倒的に「得られたもの」はどう考えてもこれなんですよね。

生きている実感

これです。間違いなくこれなんです。

高層ビルに囲まれて満員電車に揺られて自分からも他人からもストレス臭がプンプン漂い、どこに向かって生きているのかもわからなくなっていた東京での生活。
あの頃の自分とは確実に真逆の感覚を筆者は得てしまったのです。

・大自然の中に人間が共存させてもらっているんだな
・コップに注いだたった1杯の水がこんなに美味しく感じるんだな
・人と助け合うと安心するんだな
・空気が美味しいだけでストレスってなくなるんだな

毎日仕事が終わると、疲れていても自然とストレスは溜まっていなくて清々しい疲れだったんですよね。気持ちよく人間らしく生きている実感ができた時間でした。



単身移住しようっと!

イラスト自分なりの答えを見いだせた瞬間

北海道での農作業短期移住から3ヶ月経った9月。

繁忙期も落ち着き寮メンバーもちらほらと次の道へ向かって退寮していく中、筆者も自然と次に向かう先のことを考えていました。

実際の北海道での暮らしは快適ではあったものの、湿気の多い神奈川で生まれ育った筆者にはカラッと乾燥した涼しい気候が意外にも合わず、さらには熊といつか遭遇するかもしれないと極度に怯えてしまったこともあって移動することにしました。
実際に住んでみないとわからないことは多くて北海道への移住はなくなりましたが、充実感はかなり得られた3ヶ月だったんです。

では次はどうするのか?を考えた時、筆者の中では関東へ戻る選択肢が面白いことに全くありませんでした。
これには当時の筆者も驚きで、気持ちは一直線に「単身移住」に向かっていたんですよね。

きっと、モヤモヤを紙に書き出してひとつずつ解消し始めたからこそ辿り着けた感覚だったように感じます。

自分がどこに向かいたいのか、何をしたいのかって普段の生活を繰り返しているだけでは意外と気づいていないのかもしれません。
たまに気持ちを整理して解消していくことで初めて自分の気持ちがわかってくる、そして自分の進みたい道も自然と見えてくる。
そんなことを筆者は実感しました。というか、そういうことを実はずっと実感したくて仕方なかったのかもしれません!
自分の力で自分なりの答えを見出せた瞬間です。

ということで北海道での3ヶ月間の短期移住を経て、迷うことなく筆者は単身移住をすることに決めました。



Sawakoイラスト移住前の最後の焦り

農作業ヘルパーとしての退職日が決まってからはもうとにかくバタバタでした!
当然退職したら寮も出て行かなくてはならないし、かといって以前の家は引き払ってしまったので帰れる場所は実家意外どこにもありませんし。居場所をどこにするのか、0からスタートです。

文字では悠々と書けてしまいますが笑、この時の筆者の焦りようと言ったら凄かったですよ。退寮までの2週間で移住先の県を決定し一旦の住居を確保し、荷物の送付手続きや転居届に航空券手配やその他諸々の手続き。
農作業をしながら休日は焦りとの戦いでした。笑

幸いにも冷静に考える自分も顕在していたので、やることを紙に書き出してひとつずつこなしていく作業を繰り返しながら、結果香川県に単身移住することを決意できました。

迷ったら紙に書き出す、何でもいいから頭にあるものを全部書き出す、って本当に大切で一番脳みそを整理できる手段だとこの時さらに確信しましたよ。

そして何とか無事、農作業経験もお試し移住もやり遂げ筆者は香川県の新たな単身移住に向けて一歩を踏み出します。

さて、だいぶ長くなりましたので香川県に決めた理由や香川県に移動してから住まいや仕事を決めるまでのことは次回の記事にまとめたいと思います!
前回の更新から間が空いてしまいましたが、変わらず待ってくださっていた方々ありがとうございました。また次回の記事までお待ちくださいませ。

この記事が単身移住を考えている方や生活を変えたいけどなかなか一歩踏み出せない方にとっての力になる記事でありますように!
また次回の記事でお逢いしましょう。

Sawako