2023年8月3日投稿
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[明和まつり]人混みを避けて花火を見たい!
[明和まつり]どうしても花火が見たい
嫌いな仕事じゃなくても、毎日働いていれば疲れや多少のストレスは溜まります。
この日なかなか疲れていた筆者、仕事中どうしようもなく花火が見たくなりました。一度思い始めたら居ても立っても居られなくなり、休憩中に近郊の花火大会を検索し始めてしまい、すでにお祭り気分です。笑
[明和まつり]都会の人混み花火は嫌です
調べてみると関東近郊から北海道まで毎日色んな場所で花火大会が開催されていて、見ているだけで全部制覇したくなるくらい気持ちが高揚してきました。
ちょうど前日は4年ぶりに隅田川花火大会が開催され、約103万人もの来場者で浅草付近は人でごった返し、身動きも取れない状態だったというネットニュースを見て、花火は見たいものの人混みが苦手な筆者に間近で花火を堪能するなんて無理かとも思いました。
でも花火が見たい。
この気持ちだけは揺るがず(笑)、都会を避けて町内の花火大会を検索すること5分。都内から電車で片道2時間ほどで向かえるお祭りを見つけてしまいました。
正直どの程度の規模のお祭りなのかホームページを見ただけでは見当もつきませんし、花火自体がこのご時世久しぶりだし、町内のお祭りでさえも各地から人が押し寄せてしまうのではないか…
そんな不安が何度も頭をよぎりましたが、とりあえず行ってみないことには何もわかりません。
ここは狙いを定め、仕事が終わったら電車に飛び乗ることに決めました
想像よりも素晴らしすぎた明和まつり
[明和まつり]会場に着くまでも楽しめる
仕事中もお祭りのことばかり考えていました。(えっ?)
屋台はあるかな、あったら焼きそば食べたいな、駅周辺は栄えてるのかな、ちょっとしたカフェにも入りたいな、花火はちゃんと見れるかな…。
考えている時間ってなんか幸せなんですよね。
楽しいことを考えていると時間が経つのはあっという間です。無事に仕事を終えた筆者、夏休み初日の小学生並みにテンション高く職場を飛び出しました。笑
目的地に向かうだけがひとり旅じゃない。
旅の計画を立ててワクワクしながら、目的地までの道のりを肌で感じるのもまたひとり旅の醍醐味なのです。
ということで今回は、群馬県は邑楽郡明和町へ「明和まつり」の花火を見に行ってみましょう。
[明和まつり]思ったのと違った最寄り駅
さて都内から電車に乗り、久喜駅で東武伊勢崎線に乗り換えます。
この辺りから人も増えてだんだん混んでくるのかと思いきや、車内はガラガラ。とてもお祭りが開催されているとは思えない雰囲気です。
でもきっと、駅を降りたら浴衣姿の子がいたりとか警備さんがいたりとかするんじゃないかしら?とそわそわしていたら、あっという間に明和まつりの最寄り「川俣駅」に到着しました。
この日も陽射しはスゴイわ気温も37℃とサウナ状態。風が少しあったのがせめてもの救いでした。
駅はどこまでものんびりとした空気が流れていて、高いビル群がないだけで空がとても広いです。
では早速歩いていきましょう。
改札までの階段を上り振り返ると…
どうやら無人。笑
今日本当にお祭りだよね?花火上がるよね?と、不安だらけの筆者です。
暑くて汗ダラダラなのか不安で汗が出てきているのかわからなくなってきました。笑
改札を出て振り返ってみましょう…
あれ、やっぱり無人です。笑
時刻は夕方の5:30。ちょっと早すぎたのでしょうか?みんな花火目当てで押しかけてくるのでしょうか?やっぱり不安です。
思ってた状況と全く違って混乱というかもはや面白くなってきた私。お祭りで駅に人がいないのは初めての経験です。
今までとは明らかに何かが違う今回の日帰り旅、どんな日になるのでしょうか!笑
[明和まつり]地元の人たちに紛れる時間
車はそこそこ走っているものの辺りはまだあまり人気がありません。
会場のふるさとの広場までは駅から徒歩10分ちょっと。当たり前のようにあるのだろうと思っていたコンビニやカフェは見当たらなかったので、このままお祭りの屋台を期待して足早に会場へ向かいます。笑
どれだけ自分が便利すぎる都会暮らしに慣れきっているのかがわかりますね。汗
この辺りは田んぼが広がっていて太陽に照らされた稲穂が気持ちよく風に揺れていました。なんでしょう、この心地よさは。
田んぼを眺めながら歩いていると、会場に近づいていくにつれて浴衣姿の女の子たちや甚平姿で自転車に乗っている男の子、家族やおじいちゃんおばちゃん…と人が増えてきました。
心なしかホッとしました。いや、だいぶホッとしている自分がいました。笑
どうやらお祭りは開催されているし花火もちゃんと上がりそうです。
さて、会場に着きました!
会場に着いたとたんたくさんの人たち!イベントが開催されていて終始音楽が鳴り響き賑やかだし、老若男女問わずそれぞれが思い思いに楽しんでいるのがわかります。
ただ、明らかにひとりで来ている人はいなそうです。笑
とはいえお祭りです。要は楽しめれば問題はないわけで、すでに筆者はひとりでも興奮しているわけです。さて、屋台に直行します。笑
この時間帯はまだ屋台も空いていて、どこも並ばずにすぐ注文できました。迷わずにビールと焼きそばを頼みます。
会場はベンチもそこそこ用意されていたので、座るところには困りませんでした。賑やかで楽しそうだったのでイベントを見ながら食べることに。
この時間のイベントは地元の方たちによるダンスパフォーマンスでした。
3歳の男の子から70代のおばちゃままで幅広い年齢層の方が舞台に上がって、ヒップホップやらフラダンスやら練習の成果を発表していて、この地元感がたまらなく嬉しくなりました。まさに求めていた感じです。
皆さんのパフォーマンスを見ながら飲みながら、拍手したり笑ったり…この時筆者は確実に地元の方々に紛れてて楽しめていたと思います。笑
少し暗くなって、乾燥で地面からの砂埃が凄いことになっているということで、消防隊員の皆さんが水まきをしてくれたんですが、その時の賑やかさが面白くて思わず動画に残してしまいました。
豪快な水まきに会場は大盛り上がりで、終始和やかなお祭り会場でした。笑
花火前に時間を持て余してしまうかと思いましたが、花火までの3時間半は意外とあっという間でした。
お神輿も登場で、花火前にすでに感動している私。笑
頭上で咲き誇る圧巻の花火
すっかり辺りは暗くなりました。風も出てきて気温も下がりかなり居心地が良いです。
花火の時間は20:15開始予定。
近くのスーパーでアイスを買い、見やすい場所を探します。とはいえ初めての会場。どこで上がるのかもいまいちわかっていません。
こんな時頼りになるのは何といっても地元の方々の動き!笑
場所を探しながら歩いていると、近くのご夫婦がベンチの横のブロック塀に腰かけて一言。
「去年はここが一番見やすかったんだよ」
これは有力情報です!筆者は迷わずご夫婦から少し離れたブロック塀に座りました。笑
20時過ぎて、みんなさすがに知っているのか周りにはいつの間にかかなりの人だまりができていました。とはいっても隅田川花火ほどではありませんし、全然広々として快適です。
20:30頃、突然まわりの街灯が消えたと思ったら同時に一発目の花火が盛大に上がりました。
ここからは動画でぜひキレイな花火をご堪能ください!
始まってビックリしました。花火は想像していたよりもかなり真上で上がったんです。本当に本当に真上で上がるものだから、首がもげるかと思ったくらいです。笑
ご夫婦の会話を参考にして良かったぁ~。
中盤は少し静かに落ち着いた花火が続きます。
遠くで男の子たちが「た~ま~や~!!!」と叫んでいたりふざけて全然違う掛け声をかけていたり。
それに周りのみんなが反応して笑っていたりと地元ならではの盛り上がりです。
筆者の両脇には中学生の女の子たちが座っていたんですが、その子たちの会話もなんだか可愛くてひとりキュンキュンしていたのは秘密です。笑
動画を見てもらえればわかる通り、スマホの画面に花火が収まりきっていません。笑
そのくらい目の前で真っ暗闇に浮かぶ花火を堪能できたのは初めてかもしれません!
さて時間も遅くなりとうとうフィナーレに近づいてきました。
あぁもう少しで終わっちゃうなぁ、と気づいてしまう瞬間ってちょっと切ないですよね。
中盤は単発の花火が続いていたのもあって皆さん休憩モードに入っていましたが、終盤になってまた食い入るように見始めていました。
終始遠くでは男の子たちが叫んでいて可愛いです。
20:30頃から始まって約45分。とうとうフィナーレです。
このラストがあまりにも感動したので、しっかりと見てくださいね!笑
いかがでしたか?最後の最後、不意打ちでドカーンと来たときの感動って言ったら…!
こんな圧巻の花火を1円も払わずにしかも頭上で大迫力で見れてしまったなんて、今回ははるばる明和町まで足を運んでみて本当に良かったなぁと思いました。
花火が終わった直後の寂しい感じも、また夏ならではの感情ですよね。ここでどのくらいの人たちが「来年もまた来ようね」と会話するのかしら?なんて想像してしまいました。
次は筆者も誰かと行こうかしら。笑
明和町「明和まつり」詳細
今回お邪魔した明和まつり、今年は終わってしまいましたが来年もきっとあると信じていますので気になった方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか?
明和町良い町でした。お邪魔しました!
明和町 明和まつり 住所(ふるさとの広場) 〒370-0795 群馬県邑楽郡明和町新里250-1 TEL 産業環境課 商工係 0276-84-3111(代表) アクセス ●自動車の場合:東北自動車道路館林ICから約20分 ●電車の場合:東武伊勢崎線 川俣駅 東口より徒歩約10分 なお、川俣駅東口より臨時シャトルバスを運行予定です。 (公式ホームページより) ホームページ 明和町ホームページ
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。また次回の記事でお逢いしましょう!
Sawako