ホーム » ひとり旅 » 公園・施設 » 東京タワー(東京都港区) » 女ひとり、休日に東京タワーで大人な朝活を楽しむ~早朝の展望台お茶体験へ~

2024年10月6日 投稿

Sawakoこの記事を書いている人
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東京タワー


仕事帰りに東京タワーからの夜景を眺めに行った筆者(→前回の記事を参照してみてください)は、単純に欲が出てきました。笑
「東京タワーでひとりでも気軽に参加できて面白そうなイベントはないのかしら」
そう思いついた時にはすでに検索をかけていて、割とすぐに気になるイベントを発見してしまったんです。

その名も
天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」

何でも2020年秋から開催されてきたイベントで、早朝の東京タワーメインデッキでお茶体験ができてしうというんだからこれは女ひとりでも参加できてしまいそうです!(詳細は最後に書いておきます)

ということで、前回の夜の東京タワーに続き今回は早朝の東京タワーをご紹介してみたいと思います。

東京タワー展望台で茶道体験

東京タワー


今回の朝活場所は東京タワー、場所はこのあたりです。


最寄りは
都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」駅(赤羽橋口)より徒歩5分
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅(1番出口)より徒歩7分
都営三田線「御成門」駅(A1出口)より徒歩6分
都営三田線「芝公園」駅(A4出口)より徒歩10分
都営浅草線「大門」駅(A6出口)より徒歩10分
JR各線「浜松町」駅(北口)より徒歩15分

アクセス環境は良好すぎるくらい良好です。さすが東京タワーですね!
それでは行ってみましょう。

朝8時営業前の東京タワーへ
東京タワー


前回の夜の東京タワーに行ってから3日後、また来てしまいました。自分で決めたとはいえ、まさか1週間に2回も東京タワーに向かうとは思っていませんでしたよ。笑
皆さんにも、突然行動力が上がって色んな事に一気にチャレンジしてみたりしちゃう、とかそんな経験はありませんか?筆者は今まさにその時です。笑

さて気を取り直して、今回予約した茶道体験「朝茶の湯」は定員数が15名と決まっているので、東京タワーの正面に集合してから予約者全員でメインデッキへと上がります。
集合・受付時間は8:00~8:15。(ほかの時間帯もありますので各自ご確認ください)
ちなみに予約時に利用したサイトは「アソビュー!」といって、都内近郊のイベントの予約が取れるサイトです。筆者は今回初めて利用しましたが使いやすく、ポイントもたまるのでよくイベントに行かれる方には結構オススメかもです。(筆者はサクラではありませんよ。笑)

さて東京タワーに到着しました。

東京タワー


少し早めに着いたので、受付時間までは散策したりベンチでボケーっとしたりして待ちます。
東京タワー正面のベンチにも女性がちらほらいるみたいです。こんな早朝に集まっているなんて確実に皆さんお茶体験参加者ですね。笑

時間になったので受付を済ませます。
スタッフさんによる丁寧な誘導で裏口から入り、エレベーターで誰もいないメインデッキへと上がります。これ、バックステージツアーみたいでちょっとテンション上がりますよ。

メインデッキに設置された畳
東京タワー


メインデッキ1Fまで上がってきました。明るい東京タワーも久しぶりでなかなか良いものです。

東京タワー


そして茶道体験の会場まで行くと、ちょうど先日訪れたスカイウォークウィンドウの位置に畳が見事に敷かれているではありませんか。なんだか不思議な感覚。

東京タワー
スカイウォークウィンドウを囲むようにして敷いてあります

皆さんなぜかお茶点ての場所を遠ざけて座っていくので(日本人特有なのかしら?)、自然と筆者は一番左側の特等席に座ることになりました。
こんな写真も撮れて特別感があります。

東京タワー
お茶会の会記と東京タワー
東京タワー
自分がメインデッキにいることを忘れてしまいそうです
奥深くて面白いお茶の世界

さて着席してから、今回説明をして下さる茶道家の先生がいらっしゃいました。
お話をしてくださったのは森宗勇先生という、現在株式会社TOKYOTOWERの史料室長を務めていらっしゃる茶道家さん。
先生の身のこなしや周りの着物の女性スタッフさんの雰囲気に一瞬身構えましたが、先生の話し方が実にフランクでジョークも交えつつ楽しい空気を作り出してくださるので、完全に初心者の筆者でもリラックスすることができました。

東京タワー

東京タワー


ちなみに訪れたのは9月、通常のお茶とは違って夏バージョンの「茶箱 雪点前(ゆきてまえ)」という作法を用いての点前を見させていただきました。

東京タワー
雪点前に使用する茶箱(平野早依子デザイン)と銀瓶(秀峰堂造)

この茶箱があれば、屋外に出た時にもお湯さえあればサッとお茶を点てることができるそうで、わざわざ熱い窯からお湯を注いだりしなくてもいいので夏にピッタリな作法なんだそうですよ。
通常はシャカシャカと茶碗の中をかき混ぜる点て方を披露しているそうですが(10月からは通常予定)、7~9月はこの夏バージョン「雪点前」の披露なんだとか。
色んな作法があるんですね。

東京タワーで朝茶、頂きます

宗勇先生のお話を聴きながらお茶点てを間近で見れるなんて、何とも得した気分です。
すぐ隣で点てていただいたお茶と和菓子を早速頂きます。

東京タワー
大人な気分です

頂く時にも順番があるようで、和菓子(甘いもの)を先に食べてからお口直しとして苦いお茶を頂く、というのがお茶の頂き方なんだそうですよ。筆者は危うく先にお茶を頂くところでした。笑
早くお茶が飲みたいがために和菓子を詰め込むように食べてしまいましたが、なるほど甘いもののあとのお茶は本当に美味しいんですね。
ゴクゴクとあっという間に飲み干してしまい、品も日本人らしさもなかった筆者です。笑

東京タワー
ごちそうさまでした!

筆者が使わせていただいたこの茶碗、宗勇先生が大のアヒル好きだそうで知人の方に描いてもらったそうです。めちゃくちゃ可愛くて、初心者の筆者の心を和ませてくれました!

そして今回は和菓子を頂きましたが、一般的には金平糖をお茶と一緒に頂くんだそうです。

東京タワー
東京タワーの瓶に入った金平糖とアヒルちゃんの筒
朝の東京タワーからの眺め
東京タワー


ほんの45分ほどの朝茶の会でしたが、知らない話も色々と聴けたりで楽しかったし何と言ってもメインデッキで畳に正座してお茶を頂くなんて初めての経験ができて良い思い出になりました。
そして、女ひとりでも完全に大丈夫!ということがわかりましたよ。笑

さてお茶会が終わったら自由解散です。
先生に色々と質問している人もいれば、展望台を楽しむ人や早々にメインデッキを後にする人もいたり皆さん自由です。
筆者はもちろん先生に質問できるほどの茶道の知識もないので(笑)、展望台を眺めて少しゆっくりと過ごすことにします。

東京タワー
所々に「景観ガイド」のシールが貼ってあります

少し曇り空でしたがまさかの富士山も見えてラッキーな朝、景観もなかなか良いです。

東京タワー

東京タワー
あれは東京プリンスホテルですね

ちなみに夜はこんな感じ

東京タワー
どちらも筆者は好きです

こちらの石の空間は

東京タワー

東京タワー


夜はこうなります。

東京タワー

東京タワー


皆さんはどちらがお好きですか?

ちなみにスカイウォークウィンドウは

東京タワー

東京タワー


夜に見てみるとこんな感じです。

東京タワー

東京タワー


皆さんもゼヒ明るい時と夜の東京タワーを楽しんで見てくださいね。
夜の東京タワー記事はこちら

さぁ、お茶体験もできて朝の眺望も楽しめたのでそろそろエレベーターで降りることにします。
今回も素敵なソロ活になりました。「知らない」を知るって楽しいですね!

東京タワー
ありがとうございました!
「朝茶の湯」 詳細
森宗勇先生
森宗勇先生

女ひとりでも前知識がなくても、恥ずかしがることなく参加できるお茶会「朝茶の湯」。
ひとりで朝活してみたい方や茶道のことを知ってみたい方はゼヒ予約してみてはいかがでしょうか。

それでは詳細です。

天空を楽しむ茶道体験「朝茶の湯」

場所
東京タワー メインデッキ展望台1F
東京都港区芝公園4-2-8
参加費
3,330円(参加費,展望料,消費税含む)
予約方法
アソビューサイトより予約可能
開催日時・開催場所
月2回(土曜日)※開催日は各自ご確認ください。
1席目 畳の席 南窓際廊下
8:00受付/8:15開始
(営業時間前のため、特別出⼊⼝よりご⼊館)
2席目 椅子席 club333内
8:45受付/9:00開始
(営業時間前のため、特別出⼊⼝よりご⼊館)
集合場所
東京タワーフットタウンビル1F 正面玄関


今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!
動いてみたいけどなかなかひとりで動き出せない方や、もっと色んなソロ活場所を探している方のお役に立てれば幸いです。

また次回の記事でお逢いしましょう!
Sawako