2024年2月5日投稿
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二泊三日で栃木県那須塩原市へ温泉と緑に癒される旅
一泊二日神奈川県横浜市でみなとみらいの夜景に魅了される旅
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那須塩原の自然を満喫し尽くす!
突然ですが筆者はHSS型HSPを自覚している36歳です。
だからといってオチがある話でもないのですが、親しい人でも長時間一緒にいると神経が疲弊して翌日寝込んでしまったり、満員電車や騒々しい人混みの中にいると吐き気がしたり、タバコや異臭にかなり敏感だったり、人の咳込みとかくしゃみの音が耐えられなかったり…と、なかなか生きるのが大変なことも多いのです。
それでもこうして日常をなんとか元気に生き抜いていられるのは、たまに自分へのご褒美として開催する、女ひとり旅があるからかもしれません。
ひとりって寂しいものではないんです。
今回の那須塩原もみじ谷大吊橋の旅は、2023年5月下旬に訪れたものです。
時間がだいぶ過ぎてしまいましたが、都会の喧騒も忘れてひとり優雅に大自然を満喫した時間を振り返ってみたいと思います。
それでは行ってみましょう!
女ひとり幸せ感じるもみじ谷大吊橋
回顧の吊橋からもみじ谷大吊橋
さて、二泊三日でゆとりろ那須塩原さんに宿泊して露天風呂を独り占めしてきましたが、チェックアウトしてからは山を散策しながら那須塩原市街へ降りようと考えました。
その第一弾が回顧の吊橋です。→恐怖の回顧の吊橋編
強風で細く長い吊橋が面白いほどに揺れて、ひとり孤独に耐えながらなんとか往復してきたのですが笑、久しぶりの吊橋にテンションが上がりすぐさま今回のもみじ谷大吊橋へと向かうことに決めたのです。
今回訪れたのは、回顧の吊橋からさほど遠くない場所にあります。
回顧の吊橋まではバスで向かいましたが、ここからは徒歩で車道の脇を歩いて向かいたいと思います。
車道はなかなか細くて危ないのですが幸い交通量はほとんどなく、たまに車が通ったとしても意外と車線の脇に余白があるので車の邪魔にはならずに歩くことができました。(とはいえ、運転されてる側からしたらヒヤッとしたかもしれません、ごめんなさい!)
途中から歩道があったりまたなくなったりと少しドキドキなウォーキングですが、空気はどこまでも澄んでいて美味しく、飽きが来ないんです。
回顧の吊橋から歩くこと10分ほどで視界が開けて右手にもみじ谷大吊橋の看板が出てきました。
思っていたよりも近い!
この辺りまで来ると車が結構通りますが、もちろん歩いて向かっている人は誰もいません。笑
ひとり歩きのあるあるなのですが、車でしか行かないような場所にあえて歩いて向かった時って、すれ違う車から高確率で視線を感じるんです。車の中から「すげーな!」と若いお兄さんに声をかけられたこともあります。笑
歩いている本人はいたって普通の感覚なんですけどね。同じ方いらしたら嬉しいです。
思ったよりも全然大きかった吊橋
先に回顧の吊橋を渡ってからこちらにやってくると、もみじ谷大吊橋はあまりにも大きくがっちりしていてテーマパークの一部のようにも感じられます。吊橋と言ってもそれぞれ規模が違うから、また別の発見があって面白いですよね。
さて、通常の吊橋は吊橋に架かる荷重を支えるための補剛桁などが設けてあるみたいなんですが、このもみじ谷大吊橋を支えているのは補剛桁ではなくワイヤーロープなんです。
こんな感じ。
これは無補剛桁歩道吊橋といって、もみじ谷大吊橋は全長320mあり、このタイプの吊橋としては本州最大級の長さなんだそうですよ。
間近で吊り橋の仕掛けも見れるので貴重だし、さらにひとりだと満足するまでじっくり見ていられるのがまた良いんですよね。
女ひとりワイヤーロープの魅力にしばらく憑りつかれたら笑、さっそく吊橋の正面に向かいます。
はい、やってきました。
脇に窓口があるのでチケットを購入します。
入口はお金を払わなくても通れてしまいそうですが、渡橋料金がかかるのでしっかりチケットを購入するのを忘れないで下さいね。
区分 | 料金 |
大人(高校生以上) | 300円 |
大人 団体 | 270円 |
小中学生・65歳以上・障がい者 | 200円 |
小中学生・65歳以上・障がい者 団体 | 180円 |
幼児(未就学児) | 無料 |
※市内在住の方は無料(詳しくはこちら)
さぁそれでは進みましょう!
森の中とは違って、こちらの吊橋からは360度景色を見渡すことができます。空に向かって進んでいるような感覚になります。
少し進むと足元が変わりました。これはもしかして…
冒頭でHSPだと綴りましたが、繊細だからといって高いところとか怖いものが必ずしも苦手、というわけでもないんですよね。むしろワクワクしてしまうことも多い筆者です。気質も人それぞれなんでしょうね。
話が逸れましたが、吊橋の中間点まで行くと目印があります。
景色もいいし贅沢そのもの。
橋からは穏やかな塩原湖(ダム湖)が見渡せますよ。
ひたすら静かでゆったりとした広い空間を歩きます。320mって結構長いんです。
思っていたよりも大きく長い吊橋を渡りきると塩原ダム公園に繋がっています。
恋人の聖地に認定された塩原ダム公園
写真は晴天の雰囲気で撮れているものが多いですが、山中ということもあり天気は不安定で、実は吊橋の中間点を過ぎたあたりで一度大雨に打たれた筆者です。笑
幸い傘も持っていたしフード付きの上着も着ていたので濡れませんでしたが、大自然の洗礼を受けた気分になっていました。
でも、公園側に着いたらまた太陽が顔を出してくれたりと賑やかな空模様です。
塩原ダム公園は日光国立公園内に位置していて、塩原ダムは箒川の洪水調節・流水の正常な機能の維持・かんがい用水の供給を目的として昭和54年3月に完成したコンクリートダムです。
そういえば以前早朝に訪れた多摩湖も同じダム湖でした。ダム湖は波が立って荒れることもないので、ひたすら穏やかな気持ちになりたい時にオススメな場所ですね。
この塩原ダム公園、モニュメントが多いんです。所々に可愛らしいモニュメントがあってひとつずつ見て回っている人が多かったです。
全部は撮っていませんが一部ご紹介します。
そして撮影スポットにもなっていて一際可愛らしかったモニュメントがこちら。
「恋人の聖地」のモニュメントです。
筆者は全く知らなかったのですが、何やらこの塩原ダム公園のある森林の駅は「恋人の聖地」(日本全国の観光地域でプロポーズにふさわしいロマンティックなスポット)として、平成25年4月に認定されたんだそうです。
モチーフはもみじ谷大吊橋周辺の山に生息する希少な野鳥「クマタカ」のつがいで、ハートの木の椅子に2人座って撮影できるようになっていました。
大自然に囲まれた恋人の聖地、なんとも温かくて穏やかな2人だけの時間を過ごせそうですね!
那須塩原の名物「スープ焼きそば」
吊橋を渡って公園も満喫したらお腹が空いてきました。
ちょうど昼時なのでまた吊橋をUターンして森林の駅レストランに入りましょう。
吊橋を渡る前からスープ焼きそばが気になっていて、他のメニューもあったけど即決で焼きそばを注文しました。お客さんがまだひとりもいなくて、お店のおじちゃんものんびりモードで出迎えてくれ、料理ができるまでの間雑談をしたり楽しく過ごさせてもらっちゃいました。
このレストランがCOSTAと提携?しているのか、焼きそばにドリンクセットでホットコーヒーがついてきて価格は1,000円でした。(たしかセットドリンクは選べたはず…)
数分待ってスープ焼きそばもやってきました。
率直な感想は、焼きそばをそのままスープにした感じ!笑
本当に味はそのまま焼きそばなんです。めちゃくちゃ美味しくて、少しソース味が濃かったけどスープにするのも全然ありなメニューでした。トッピングで乗ってる堅焼きそばのクルクル(?)も美味しかったなぁ。ごちそうさまでした!
もみじ谷大吊橋 詳細
しっかり腹ごしらえも済ませて、筆者はこのまま山を歩いて下り塩原市街にあるチーズケーキのお店に向かいます。その様子はまた次回の記事でお伝えするとして…
もみじ谷大吊橋の詳細です。
もみじ谷大吊橋 住所 栃木県那須塩原市関谷1425番地60 TEL/メール 0287-34-1037/morinoeki@takahara-shinrin.or.jp アクセス 車→[東北自動車道] 西那須野塩原ICより国道400号を15分(8km) 電車→[東北新幹線] 那須塩原駅からJRバス塩原温泉行き(30分) もみじ谷大吊橋バス停または 回顧橋バス停下車徒歩3分 高速バス→[JR高速バス「もみじ号」] 東京・新宿駅から 塩原温泉直通バス(約3時間20分) 営業時間 4/1~10/31→8:30~18:00 11/1~3/31→8:30~16:00 ホームページ 那須塩原市/もみじ谷大吊橋 (ホームページ内により詳しい外部サイトもあります)
春になるにつれて山は色鮮やかになってきます。
ちょっとした森林浴に、ひとりでも気楽に訪れられるもみじ谷大吊橋を選んでみてはいかがでしょうか?
今回も最後まで読んで下さってありがとうございました。
それではまた次回の記事でお逢いしましょう!
Sawako