2022年5月15日投稿
2023年2月13日更新
この記事を書いている人
Sawakoのprofile/blog concept
見たいページにとべるもくじ
自動車免許を取らない理由
突然ですが、筆者は自動車免許を持っていません。遠出したい時は少し不便さを感じるものの正直それほどの必要性は感じません。
なのできっと一生免許は取らないままなんだろうなぁ、なんて漠然と思っています。
男性だけでなく女性だって当たり前のように持っている自動車免許。
家族もしっかりと教習所に通っていたし、筆者も当たり前のように免許を取りに行くものだと思ってはいましたが、結局取ろうとは思いませんでした。
なぜだろう?と、ある日不思議に思ったので理由を考えてみます。
①生活範囲に鉄道が充実している ②視力が低下し続けている ③過去2回接触事故に合っている ④車検とか免許更新とか面倒くさい ⑤維持費が面倒くさい ⑥自転車が好きすぎる
必死に考えてみた結果わかったことは「こわくて」「面倒くさい」です。笑
臆病者と面倒臭がり屋にとっては、免許を取りに教習所に通ったり合宿に行く時点で、あれこれと色々思い悩んだりこわくなってくるのでハードルが高いのです。(筆者の勝手な見解です)
①生活範囲に鉄道が充実している
多少の移動や買い物・仕事、友達と会うのにもまったく不自由がない環境で暮らせていることが、一番大きな理由だと思います。買い物へはだいたい徒歩か自転車で行きますし、独り身なので抱えきれないほどの食料品は一気に買いません。
仮にベッドや家電など重くて大きな買い物をしたとしても、たいていどこの店舗にも配送サービスがあるので、後日家に配送してもらえれば問題なし。
電車もバスも飛行機や新幹線も自由に乗れる環境にあることに感謝しかありません。
②視力が低下し続けている
スマホやパソコンを見まくっていれば、そりゃ視力は落ち続けます…。
視力回復したいです。運転は怖いです。
③過去2回接触事故に合っている
筆者が誰かに怪我を負わせてしまったとか怪我人が出たわけではありません!
2回とも自転車に乗っていた時のことですが、トラックと衝突して自転車がペチャンコになったり(筆者は無傷でした)、乗用車と軽くぶつかったりして警察沙汰にもなった経験から、自分が運転する側に回るのは怖くて、大人になった今でも免許には抵抗があります。
④車検とか免許更新とか面倒くさい
⑤維持費が面倒くさい
更新やら車検やら以前に、教習所へ通う行為自体踏み留まっていた筆者。単純に車を持ったとしても管理できる自信がありません。
車の維持費の分は生活費や友人や恋人・家族との食事に回したほうが、人生が安定するように感じています。(筆者の勝手な見解です)
⑥自転車が好きすぎる
2回事故にあいながらも筆者は自転車が大好きです。笑
近場はもちろん、多少の距離であっても休み休み漕いでしまえば、当たり前ですが目的地にちゃんとたどり着きます。雨が降ればレインコートが力強い味方だし、晴れた日の風を切って走る気持ちよさと言ったら…爽快感しかありません!
そして何よりも体力がつきます。達成感も味わえます。
自分のがんばりがそのまま達成感に直結する素晴らしい乗り物だと思っています。自分との戦いに生き甲斐を感じる人は自転車で生きるべきです。(筆者の勝手な見解です笑)
こんな環境から筆者は、免許がなくても全然幸せに暮らせてしまうことを悟った(?)わけです。
免許がなくても色んな場所へ出かけられる
都内や公共機関がある程度充実している観光地なら免許は必要ありませんが、もちろん免許がないがために行けない場所もたくさんあります。
山奥の神社仏閣に行ってみたい時や、キャンプ・釣りなどアウトドアを楽しみたい時、長距離移動をしたい時などは圧倒的に自動車が必要になるし、自転車や徒歩では気軽に行けませんよね。
那智の滝とか…自転車で行ってみたいけど今のところ現実的ではないし…笑
でも逆に、自転車や徒歩の方が楽しめる場所もたくさんあるんですよね。
例えば、筆者は熱海の町並みと海が大好きで毎年必ずと言っていいほど遊びに行くのですが、あの情緒あふれる町並みをじっくり味わうには、むしろ自動車でない方が良かったりもします。
→熱海駅周辺&熱海城までの散歩
→熱海起雲閣は贅沢な気持になれる空間
ほかにも京都だったり東京都内の観光も公共機関や徒歩で十分楽しめてしまいますよね。
さらに自動車でしか行けないと思っていた湖や大自然でも、実は自動車なしでも満喫できてしまうところが意外とあるのです。
時間はかかるけれど、目的地に着くまでをじっくり楽しみたい派の人にとっては、電車に乗り継いで歩いて、時にはバスに乗ったりしながらのんびりと目的地に到着する…という過程に、旅の醍醐味を感じられるかもしれません。
ということで前置きが長くなりましたが、今回は自動車免許を持っていなくても楽々行けてしまう大自然、癒しの「多摩湖」へ、のんびり散策しに行ってみます!
ひたすら癒される都立狭山自然公園
この日は、毎日頑張って働いている自分に大自然満喫のご褒美をあげるべく、早朝から動き出しました。
一口に自然と言っても、山に行きたいのかそれとも海なのか。
住宅街の中の公園で満足できるくらいなのかもっと大自然に囲まれたいのか…など、意外と選択肢がありますよね。そして動き出す前に、自分が触れたい自然のジャンルをしっかり決めてみることって、実は一番大切な気がしているんです。
同じ自然でも、考え出すと意外と求めているジャンルって違っていたりするもの。
とにかく癒されれば何でもいいと思って海に行ってみたけど、なぜか波の音を聴いていると不安になってしまった、なんていうこともあるし、何となく山には来てみたけど全然登る気分になれないなんてこともあります。
そういう意味でも、自然のどのジャンルに行きたいのかを考えてみるのって大切だと、筆者は思っているんです。
てなわけで自分の要望を聴き集めたところ、今回はどうやら湖一択のようでした。笑
ただただボケーッと、波のたたない湖を眺めたい気分だったのです。
ここでGoogleマップを開き、駅から歩けそうな距離にある湖を探し出すと…意外とすぐ見つかりました!
しかも駅から徒歩3分!!(物件みたい笑)
ということで、今回は東京都東大和市に位置する都立狭山自然公園内「多摩湖」と、その周辺を回ってみたいと思います。
広くて静かな多摩湖
夜勤明けの早朝から動き出して、西武多摩湖線「多摩湖駅」に到着したのは朝6時半過ぎ。
駅を降りるとすぐ目の前に西武遊園地があって、そのお隣に多摩湖と狭山湖が並んでいるという立地です。
多摩湖へのアクセス方法は何通りもあるようで…
・西武多摩湖線「多摩湖駅」からは徒歩3分
・西武多摩湖線「武蔵大和駅」徒歩10分
・西武山口線「西武ゆうえんち駅」徒歩3分
・西武西武園線「西武園駅」からも徒歩圏内
・西武山口線、西武狭山線「西武球場前駅」からなら多摩湖も狭山湖も近い
など、アクセス抜群です。
改札を出るとすぐに森のような茂みが現れます。どう見てもこの先に湖が出てくるだろうなぁ…と容易に想像できる雰囲気なので、きっと迷うことはないでしょう。笑
あたりの緑が本当に元気で、それだけでもこちらまで元気を貰えます。
少しだけ歩くと本当にすぐ着きました、多摩湖です。
まさにボケーッとし放題の静けさ。別の角度からも。
多摩湖は御存じの方もいるとは思いますが、正式名所は「村山貯水池」といって、東大和市の狭山丘陵の渓谷に造られた人造湖です。
新東京百景の一つです。正式には村山貯水池といい、多摩川の水を貯水する人造湖です。
東京の水がめとして大正5(1916)年から昭和2(1927)年まで、10年以上の年月をかけて造られました。面積は市域の約4分の1を占めます。
8 多摩湖(下貯水池) – 東大和市公式ホームページ (higashiyamato.lg.jp)
都民の水源確保のための貴重なダム湖なんですね。水を確保できてしかも癒されながら楽しめるなんて、一石二鳥な多摩湖。
湖は橋の上から一望できるようになっていて、早朝散歩やジョギングをしている人が行き交っていました。サイクリングロードとしても利用できるみたいなので、通行人に注意しながらいつか筆者も乗り回してみたいものです。
さて、ベンチに座ってペットボトルのお茶を飲みながらボケーッとします。
定期的にこういう静かなひとりの時間をもつことができると、日常で嫌なことが起きたとしても割とすぐ立ち直れたりするんですよね。
自分だけのストレス発散法をしっかり知っておくことって強みになりますね。
湖を眺めながら頭を空っぽにする。オススメです。
自然豊かな都立狭山公園
さて、多摩湖でどれくらいボーっとしたでしょうか。ジョギングやウォーキングを楽しむ人たちも増えてきました。
すっかり英気を養って充電もできたので、次は隣接する自然公園をぶらりと散歩してみることにします。
湖も眺めながら緑も街並みも堪能できる場所って、なかなかないのではないでしょうか?
橋の右側に多摩湖、左側に自然公園。なんとも贅沢です。
この公園は都立狭山公園。都立狭山自然公園の区域内にあり、武蔵野の里山の風景や自然が今も色濃く残っている公園だそうです。(狭山公園HPより)
それではアスファルトに降りていきます。
散歩している人はみんな気持ちよさそうで、アスファルトを歩いていると小さな可愛い花にも出逢えます。
木漏れ日にも癒されます。
進みたいほうに自由に進んでいくと、だんだん緑が深くなってきました。このまま森の中に入っていきそうです。すぐそばに住宅街があるとは思えないくらい緑が生い茂っていて、不思議な感覚になりました。
小さな橋が架かっていて、さらさらと水が気持ちよさそうに流れていたり空気も美味しいしで、もう言うことなしの空間です。
エピソードのある宅部池(たっちゃん池)
水の音に誘われてまたのんびりと歩いていくと、ほどよい大きさの池に着きました。
ここは「宅部(やけべ)池」または「たっちゃん池」と呼ばれているそうです。小鳥のさえずりを聴きながら新緑に目を休めながら、こちらもかなり落ち着いた気持ちになれるスポット。
今回は水のある静かな空間を求めていたので、こちらの池も居心地抜群です。
鴨も気持ちよさそうに水浴びしていたり、散歩している人もちらほら。うーん、気持ちいい!
さてこの宅部池(たっちゃん池)ですが、この記事を書くために家で色々と調べ物をしていたところ、何やら気になる記事を見つけました。
少し悲しいお話でしたが興味のある方はこちらをどうぞ↓
『東大和のよもやまばなし』によると… 大正十四年八月、やけつくような真夏の昼下りのことです。折しも貯水池工事の真最中の頃でした。ちょうど昼休みで、大勢の作業員達が木陰で半日の疲れをいやしている時でした。 「たっちゃんが溺れたよ!」 ~中略~ この事故の裏には、前途ある青年二人の尊い命も共に失われてしまったことを知る人は少ないようです。」(p196~197) https://higashiyamato.net/higashiyamatonorekishi/2017/06/26/tattyannike/
多摩湖と狭山公園の散策だけでも意外とたくさん歩いていて気分転換にもなり、満足な小旅行でした。
次はお隣の狭山湖や西武ゆうえんち周辺も散歩してみたいものです。
多摩湖・都立狭山公園の詳細
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
自動車免許がなくても気軽に自然を楽しめる多摩湖、そして都立狭山公園の自然たち。
日常で疲れ切っているその身体を、静かな空間の中で回復させてみてはいかがでしょうか?
詳細はこちらです。
名称 村山貯水池/多摩湖 所在地 東京都東大和市多摩湖六丁目2226・四丁目644番地 電車 ・西武多摩湖線「多摩湖」駅 徒歩3分 ・西武多摩湖線「武蔵大和」駅 徒歩約10分 ・西武山口線「西武ゆうえんち」駅 徒歩2分 ・西武西武園線「西武園」駅 徒歩約15分 ・西武山口線、西武狭山線「西武球場前」駅 徒歩圏内 車で 関越自動車道所沢ICから約13km HP https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/34,12598,360,620,html
名称 都立狭山公園 所在地 〒 189 – 0026 東京都東村山市多摩湖町3-17-19 施設 パークセンター(管理所)、遊具広場、ユニバーサル園路、宅部池(たっちゃん池) 駐車場 ■ 駐車場:45台 東京都東大和市多摩湖4-683 村山貯水池駐在所前 ■ 身障者用駐車場:2台 東京都東村山市多摩湖町3-17-19 電車 ・西武多摩湖線「多摩湖」駅 徒歩3分 ・西武多摩湖線「武蔵大和」駅 徒歩5分 問合せ 狭山公園パークセンター(管理所) TEL 042 – 393 – 0154 (開館時間 8:30 〜17:30、休館日は年末年始) HP https://www.sayamaparks.com/sayama/