2025年10月1日投稿
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しまなみ海道が呼んでいる

皆さんこんにちは。
筆者は瀬戸内海が大好きです!(突然すぎる)
このひとり旅は2024年年末年始に訪れたもの。念願の尾道宿泊からしまなみ海道を自転車で走るプランを決行した時の感動が未だ興奮冷めやらぬ状態なので、記事にしていきます。(記事にするの遅すぎ)
前回の尾道古道記事はこちらです。合わせてゼヒお読みくださいね!
尾道古道のノスタルジックな世界と癒しの猫たち
爽快感と開放感のしまなみ海道

宿泊先のグリーンヒルホテル尾道へ一旦荷物を預け、この日はのんびり町を散策でもしようと思っていたのですが、キラキラ光る瀬戸内海を見たらいてもたってもいられず、そのまま自転車を借りることにしました。
今回走るしまなみ海道はこのあたりです。
それでは行ってみましょう!
尾道港レンタサイクリングへ
自転車に乗ってしまなみ海道を走ることを決めてしまった筆者、早速レンタルショップを探します。
と、尾道港沿いに尾道港レンタサイクリングというレンタル屋さんを発見しました!
尾道港レンタサイクリングは駅前の立体駐車場の1階にあるレンタル屋さんで(移転予定あり)、しまなみ海道付近の情報を発信したり自転車やバイクのレンタルを行っているしまなみジャパンという一般社団法人が運営しているサービスなんだそうです。
尾道港レンタサイクリングのわかりやすい記事を発見したので、載せさせてもらいます。
→尾道港レンタサイクリング詳細記事
ズラーっと並んだ自転車たちにテンションが上がります!
スタッフさんの年齢は様々で、筆者は優しくて面白い60代くらいの男性スタッフさんに色々と対応していただきましたよ。
自転車選びから保証関係、返却場所や時間の説明、しまなみ海道のオススメ情報などかなり丁寧に説明してくださるので、初めての筆者でも安心できました。
色々教えてもらった結果、筆者は無理のないよう電動アシスト自転車で出発することにしました。
温かい接客とお見送りに心が温かくなり、幸先のいいスタートです。

それでは行ってきます!
駅前乗り場から向島へ

こんなに晴天に恵まれて出発できるのは嬉しいですね。
まずは、すぐ向かいにある向島まで自転車ごと渡し舟で渡ります。
電動アシスト自転車に乗ることもですが、渡し舟で向かいの島まで自転車を乗せて渡る、というのももちろん初めてのこと!興奮がすごい筆者です。笑

先ほどのレンタル屋さんと目と鼻の先にある渡船乗り場から出発時間を待って乗り込みます。
この船は尾道港と向島を常に往復している船で、時間も朝から夜まで約12分おきに、と小刻みにあるのでかなり便利ですよ!
→駅前渡船(向島運行)詳細
それでは渡りましょう。




向島から因島大橋まで
はい、着きました。
道路を見てみると、船着き場から丁寧にサイクリング用の青い線が引かれているのを見つけました。
これがしまなみ海道サイクリングロード。次の島までのアナウンスもちょこちょこと出てきてくれるので、初めての道でもすっかり安心です。


なんとも親切なサイクリングロードです。
だいたいは海沿いを走り続けるのですが、橋が近づくにつれて山の方へも向かって行けるので島を満喫できるのが特徴。
もちろんサイクリングロードから外れてみても良いですが、筆者は迷子になる自信十分だったので笑、青い線をひたすら走ることにします。


雲も多いですが真冬にもかかわらず(12/31です)、走っていればポカポカ温かくなってくる気候でとても気持ちが良いです。
走り始めて20分ほどでしょうか、次に渡る因島大橋が姿を見せてくれましたよ。カッコいいです!

これ、実際自転車で走ってみるとわかるんですが、車で向かうと結構近く感じられると思うんですよ。島もひとつひとつがそこまで大きくないので、簡単に一周できてしまうくらいの規模です。
なので車ならしまなみ海道を渡って尾道から愛媛県に入るのも1時間ほどで行けてしまいます。
(しまなみ海道は有料道路(一部無料)です&直行した場合です)
でも自転車だと時間がかかります!いや、当たり前なのですがひとつの島を走るだけで40分~1時間ほどはかかります(のんびりめ&女性目線&電動アシストママチャリ)。
のんびり観光も含めて走りたい方は、間違っても日帰りでしまなみ海道を往復したいな、なんて考えないでくださいね。笑
どこにも寄らず真っすぐに向かうとして7時間~、休憩などを入れると9時間以上はかかると考えたほうが良さそうですね。グングン飛ばせる猛者は3時間ほどで渡ってしまう方もいらっしゃるようですが…一般人は難しそうですね。笑
参考HP→https://better-bicycles.com/news-topics/1113shimanami_cycling/

途中、雲行きが怪しくなってきていきなり雨にも打たれましたが笑、すぐに雨は止みそこからはかなりいいお天気。少し濡れた身体もすぐに乾いてしまうほど太陽が燦燦と降り注いでくれましたよ。
さて、因島大橋の真下まで来た辺りに小さな公園があります。
トイレもあるのでここで一旦休憩をしましょう。



ちょっと休憩したらまた進みましょう。

ずっと走っているととうとう着きました、因島大橋へのサイクリング&歩行者道路入口です。
ワクワクしてきますね!



因島大橋が最高だった

緩やかな坂道をひたすら登り続け、因島大橋と目線がほぼ同じところまでやってきましたよ。
結構な絶景なので走っていて飽きがこないし、もう純粋に楽しい!
でも筆者はたぶん電動アシストじゃなかったら泣いていたかもしれないです。笑
とうとう入口に到着しました!


さぁ早速参りますよ?良いですか?
ここからは原付バイクの方は有料になるのでお氣をつけくださいね。
自転車、徒歩の方は無料で通れます。



じゃん!やってきました
因島大橋のサイクリングロード!

どうでしょうか!


ひたすらこんな感じで真っすぐな道が続きますよ。
そして見ての通りブロックが等間隔で置いてあって、車道(バイク&自転車)と歩道(歩行者専用)で分かれているので安心感がありますよ。
自転車で走る際はバイクに注意してくださいね。


橋からの眺めは最高です。
写真を撮りたい時は他の方の通行の妨げにならないように、自転車から降りて歩道側に移してから撮ってくださいね。道幅はそこまで広くないのでご注意を。

このサイクリングロード、写真で見るとめちゃくちゃ走りやすそうに見えますが一点だけ。
風がすごいです!笑
橋の上なので覚悟はしていましたが、とてつもない暴風が吹き荒れているんです!
自転車に乗っている時は意外と走れるんですが、歩きで行かれる方はビックリするかもしれません。笑
写真を撮るために降りたけど、風で身体がフラフラ振られる感じがしたくらいです。
まぁそれも醍醐味のひとつということで!
道路にはこんなサイクリングマークもありましたよ。


この因島大橋が運用され始めたのは昭和58年12月4日で、橋の長さは1,270m。
広島県に架かる4橋の中で唯一の吊橋だそうです。
さらには建設当時、日本でこのような場所にこの規模の橋の建設をするのは初めてで東洋一の吊橋として注目され、この橋での技術・経験は後の瀬戸大橋や来島海峡大橋、世界最大の吊橋・明石海峡大橋へと生かされることになったんだとか。
日本人の技術って本当侮れませんよね。
参照:広島県HP
ちなみに今渡っている因島大橋は地図上ではこの位置にありますよ。
ここまで自転車で走ってきたかと思うと改めて達成感を感じられます。
さて先に進みましょう!

因島に到着!
朝9時半頃からスタートして、因島に到着したのはほぼお昼。
だいぶのんびりと走ってきました。

因島上陸です。

因島と言えば皆さんは何を思い浮かべますか?
筆者はポルノグラフィティ一択です。以上です。
知識が浅くてすみません。笑
調べたところ因島の名産品は「はっさく」を使用したはっさく大福やはっさくゼリーなんだそうですよ!たしかに、この日宿泊したグリーンヒルホテル尾道さんの部屋の冷蔵庫にもサービスで置いてありました。そういえば因島って書いてあったなぁ。

因島のお洒落なカフェ「六大陸」

向島はサイクリングロードに沿ってひたすら走るだけだったけど、因島ではすっかりお腹も空いてきたのでランチできるお店を探しつつのんびりしたいと思います。




ふらふら寄り道をしながら辿り着いたお店がこちら!

「六大陸」さんです。
大晦日だったこともあって、実はこの日は検索しても営業しているお店がかなり少なかったんです。その中で奇跡的にOPENしてくれていたお店がこちらの六大陸さんだったというわけ。
自転車用の駐輪場も完備されています。

店内側から見るとこんな感じ

店内もとても落ち着いていて居心地が良いです。

店内は思ったよりもお客さんが入っていて賑わっていました。
大晦日だから勝手にお客さんは自分くらいだろう、と甘く見てましたよ。笑
ちなみに六大陸さんは海鮮丼が人気のお店だそうなんですが、この日は扱っておらず断念しました。
そして頼んだのがこちら

お値段はそこそこしましたが、ハンバーグの絶妙な柔らかさと大きな丸ごとエビフライに筆者は感動しまくりな時間でしたよ。
控えめに言ってめちゃくちゃ美味しかったです!

一緒に頂いた果汁100%のオレンジジュースも、汗かいたあとにぴったりな甘さと爽やかさで身体がとろけそうになりました。(ヘルメットと一緒に撮るという観光客丸出しな筆者です笑)
レジの前には地元でとれたみかんも販売していて、迷わず購入しちゃいました。たしか200円くらいで安かった記憶があります。曖昧ですみません。
さてお腹いっぱいになって満足。
ここからまたお隣の生口島まで走ろうと思いましたが、帰りのことを考えて筆者はここで断念です。
お隣の生口島には後日フェリーで向かってみたので、また別の記事でお届けしますね!
尾道までの帰りに見た絶景

さてまた因島大橋を目指して自転車を走らせましょう。
筆者はまた同じルートで帰ることにします。

尾道から因島は直線距離で約17㎞ほどだそうなんですが、それしか走る体力がなかったかと思うと日々の運動不足を感じますね。ちょっと悔しいのでまた挑戦する時までに体力をつけておきたいと意気込んでいる筆者です。笑
しまなみ海道へ挑戦しようとされている方もゼヒ体力をつけておいてくださいね!
さてさて帰りのしまなみ海道も夕日が差し込み始めてめちゃくちゃキレイです。





帰り道は結構あっという間で、因島大橋もまた満喫しながら向島に戻ってきました。
夕焼けに近づいてきた瀬戸内海がこれまた美しいんです。





向島は行きはただ通り過ぎるだけだったから、帰りにのんびりと夕日を眺められて大満足です。
さらに最後の渡し船から見た夕焼けは最高でした。


たった5分ほどの乗船時間が癒しの最高の時間になりましたよ。
どの景色も見事に満足できる、尾道からのしまなみ海道サイクリングの旅をゼヒとも皆さんにも体験してもらえたら筆者も嬉しいです。
しまなみ海道 詳細

さていかがだったでしょうか?
それでは各々の詳細です。
しまなみレンタサイクル
料金表→レンタサイクルについて
アクセス情報→しまなみ・ゆめしま街道へのアクセス
TEL/MAIL→レンタサイクル/Rental Bike
HP→しまなみジャパン
因島大橋
所在地
広島県尾道市(起点側:向島町立花 - 終点側:因島大浜町)
料金
歩行者・自転車 無料
原付バイク 片道50円
(因島側の料金箱に投入してください)
HP
尾道まちかど広報室
広島県ホームページ
因島のカフェ「六大陸」
住所
広島県尾道市因島重井町989
TEL(予約可)
0845-25-1525
営業時間
月・水・木・金/11:30-15:00
土・日/11:00-17:00
定休日
火曜日
第2・4水曜日
※定休日は変更になる可能性あり
ホームページ
六大陸公式Instagram
今回も最後まで読んで下さってありがとうございました。
また次回の記事でお逢いしましょう!
Sawako