ホーム » ひとり旅 » 公園・施設 » オークラ庭園(東京都港区) » 女ひとり、仕事帰りに都会の小さなオアシスに出逢う~東京都港区にあるオークラ庭園へ~

2024年10月27日投稿

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江ノ島をこっそり望む穴場な新林公園
車の免許なしでも行ける都内の湖
瀬戸内海を見渡せる天空の鳥居

仕事後の疲れには自然が良い

オークラ庭園


皆さんは仕事で疲れた日、どうやって自分を癒しますか?

そのまま帰ってのんびりしますか?
それとも何か美味しいものを食べに行ったりショッピングしたり、友達と会ったりしてストレスを発散しますか?

まぁ日によって違うかもしれませんが、筆者は断然カラオケか自然満喫の二択です。笑
友達と会ったりショッピングも良いんですが、それは筆者にとっては癒しというよりは刺激なんですよね。ちょっとシャキッとしたい時にはもってこいですが、自分を癒すとなるとカラオケか自然満喫しか浮かばなかったりします。
皆さんはいかがでしょうか?

さて、今回は仕事が早めに終わりまだ明るい時間帯だったので、仕事をしっかりこなしてきた自分を癒すべく、筆者は都内をのんびりと散歩してみることにしました。

小さなオアシス「オークラ庭園」

オークラ庭園


今回偶然出逢ったのは東京都港区のアメリカ大使館横に位置する、ホテルオークラ東京敷地内の小さなオアシス「オークラ庭園」。
場所はこのあたりです。


それでは行ってみましょう!

オークラ庭園の入口が惹かれる
ホテルオークラ東京


ホテルオークラ東京といえば「都会の中心にある、高級で自分には決して泊まることのできないホテル」という勝手なイメージがあるのですが笑、皆さんはいかがですか?

今回はぶらぶらと散歩をしたおかげで、自分にも気軽に入れる空間があったことを知り少しテンションの上がった筆者です。
無料でのんびり自然に触れられる小さな庭園なら、どなたでも気構えることなく訪れることができるんですよね!笑

ということで、こちらがその庶民でも楽しめるオークラ庭園の入口です。

オークラ庭園
オークラ東京側
オークラ庭園
江戸見坂公園側

なんでしょう、先が気になる入口なんですよね。この先にどんな自然が広がっているのか無意識にイメージしてしまいます。

オークラ庭園
色んな場所から入れるようになっています
存在感のある石のベンチ

早速奥に見えている深い緑に誘われて先へ進んでみると、石の階段が続いていました。

オークラ庭園
さて降りてみましょう!
オークラ庭園


少し進んだだけで緑に囲まれて、筆者の見たかった景色が広がってきました!
安らぎを感じる石畳と木々、最高ですね。

オークラ庭園
この石畳がずーっと続いてたらいいのになぁ
オークラ庭園
あたり一面自然で気持ちいいです
オークラ庭園


気持ちが良い!しか言葉がでてこないのが申し訳ないんですが、気持ちが良いんです。笑
都会にいるっていう感覚は確実になくなります。

大きな岩もあって庭園をセンス良く演出しています。

オークラ庭園

オークラ庭園


さて階段を降りきったところで空間がひらけました。
見事な石のベンチを発見です!

オークラ庭園
これは絶対に座りたくなるやつですよね
オークラ庭園
先ほど降りてきた階段側

ぜひオークラ庭園を訪れた際には、ここのベンチでひと休憩してみてほしいです。
自然に囲まれてめちゃくちゃ優しい気持ちになります。少し暖かい時期なら石のひんやり感がまたリラックス効果絶大です!

オークラ庭園

どこにいても飽きがこない小径

休憩を少しとったら、他の場所も散策してみましょう。

オークラ庭園
上を見上げるとビル群、都内にいることに気づかされます

筆者が訪れたのは平日の午後ですが、すれ違った人は全部で3~4人ほどです。それぞれが自分たちの静寂な時間を楽しんでいるようで、鬱陶しく感じることもなくのんびりとできましたよ。

さて小径が続いているようです。

オークラ庭園
木の道もいいなぁ
オークラ庭園
ひらけた空間も気持ちが良いです
オークラ庭園
花たちも元気!

手入れの行き届いた小径を歩くのって最高に幸せですよね。ちょうど剪定作業のトラックが停まっていて、知り合いでもないのに思わず挨拶したくなってしまったのは内緒です。笑

オークラ庭園
右側は芝生の広場になっています
オークラ庭園
青々としています
オークラ庭園


規模にすると10分もあれば悠々と周れるくらい小さめな庭園ですが、歩道が石畳から木の道に変わったり、うねうねと曲がりくねって森の中にいるような錯覚に陥ったり植物の種類も豊富だったりと、様々な工夫が詰め込まれていて飽きがきません。

オークラ庭園
彼岸花が点々としていて美しい
オークラ庭園

オークラ庭園

存在感のある灯篭や石碑に魅せられる

さて、このオークラ庭園で魅せられるのは緑や小径だけではありませんよ。
先ほどご紹介した石のベンチもそうですが、こちらの庭園には至るところに石碑や岩、灯篭が置かれていて存在感を放っているんです。

オークラ庭園
張り付いた葉っぱが芸術的

入口に近いところには味のある灯篭が建っています。よく見ると龍が巻き付いていてとても格好いいんですよ!

オークラ庭園

オークラ庭園


可愛らしい祠?もありました。

オークラ庭園


それから歌碑もあります。

オークラ庭園

大倉 喜八郎 詠
「渡り来し浮世の橋のあとみれば 命にかけてあやふかりけり」
明治44年(1911)
           歌碑より抜粋

オークラ庭園

道標
「葵坂 ここが双葉の別れ道 左鶴彦 右集古館」
明治44年(1911)
            石碑より抜粋


ほかには歴史ある宝塔も見事。

オークラ庭園
宝塔(江戸時代のもの!)

オークラ庭園
同じく宝塔

この石の存在感のおかげで、誰でも気軽に入れる庭園でありながら重厚感のある日本らしい庭園になっている気がしました。

ちなみにこのオークラ庭園は、2020年国土交通省主催「第40回 緑の都市賞」で国土交通大臣賞を受賞しているそうですよ。たしかに緑の都市のイメージにピッタリです!

オークラ庭園 詳細
オークラ庭園


小規模ながら緑にあふれ、都会の小さなオアシス感たっぷりだったオークラ庭園、いかがでしたか?
それでは詳細です。

オークラ庭園

住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2丁目10-4
TEL
03-3582-0111
アクセス(1階 宴会場入口まで)
・東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」より徒歩5分
・東京メトロ銀座線「虎ノ門」「溜池山王」より徒歩10分
・東京メトロ南北線「六本木一丁目」より徒歩7分
細かい道案内はホームページを参照ください。
開園時間/料金
5:00-23:00/無料
ホームページ
https://theokuratokyo.jp/

機会があればぜひ、都会のオアシスに触れに行ってみてくださいね!

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。
また次回の記事でお逢いしましょう!

Sawako