2025年10月5日投稿
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オススメに従ってみるのも良いもの

初めて訪れた会津若松市。
東山温泉街を歩いたり温泉に浸かったり武家屋敷で日本らしい時間を満喫したり、それなりに自分の思い付きのプランを楽しんできましたが、この会津若松市には知り合いがいるので今回はその知り合いにオススメを聴いてみたんです。
そして教えてもらったのが今回の記事の場所「飯盛山」。
ひとりではきっと見つけられなかった場所へ、さっそくこの日は向かってみることにしました。
結果、あまりにも紅葉がキレイすぎて筆者はとろけそうなくらい楽しくなってしまったので、自信をもってこの記事を書いていこうと思います。
それでは行ってみましょう!
白虎隊が見守る飯盛山
今回訪れたのはこのあたりです。
飯盛山の入口が賑わっていました

今回も前日同様、筆者は宿泊先のホテルから徒歩で飯盛山へ向かいました。
東山温泉に向かった時とほぼ同じくらいの距離でしたよ!秋の気候は散歩に最適なので、目的地まで歩くのも苦にならないですよね?ね?ね?
さて、ということで飯盛山の入口に着きました!

思っていたよりも商業化していてお土産屋もたくさん並んでいて賑わっていました。
しかも専用のスロープコンベア(エスカレーター)もありますよ!たしかに正面には長い長い階段が立ちふさがっているから、足の不自由な方や階段で上がるのに自信のない方は利用してみるのもいいかもしれませんね。


お土産屋さんは素通りしようと思っていたのですが、少し小腹を満たしたくなっていた筆者は思わず…

甘すぎずふんわり柔らかいあわまんじゅうで幸せ気分になった筆者は、エスカレーターには乗らず歩いて頂上を目指したいと思います。
この時期(11月です)、紅葉シーズン真っ只中でどこを見ても鮮やかで気持ちが良いです。



思っていた以上に美しい頂上
さて階段は結構長いですが、頂上間近で上を見上げるとこんな神秘的な光が降り注いでくるんです。


下を見下ろすと

頂上に上がってきました。
一気に視界が開けてだだっ広い広場のような空間に出ます。



頂上に着いたとたんに周辺からお線香の香りが広がりました。
なにか供養でもある日なのかな、とのほほんとお線香のいい香りを味わっていたのですが、恥ずかしながら奥へ進んでやっと知りました。
飯盛山と白虎隊の歴史を感じる時間

この会津若松の地が、戊辰戦争で活躍した白虎隊の少年たちが生きた地であったことはやんわりと知っていた程度、日本人として日本史を勉強し直したいところですが、ここ飯盛山は会津藩を守るために戦った若き白虎隊士たちが自刃した山だったんですね。
そして頂上からお線香の香りが絶えずしていた理由はそこにあったみたいです。

この場所に戊辰戦争で自刃した白虎隊士19名が眠っていて、100円でお線香も買えるようになっているんですね。
頂上まで上がってきた人たちは自然とこのお墓に導かれるように移動していたのが印象的で、さらにお線香を当たり前のように購入して白虎隊士たちに捧げていました。
そのおかげで、ここのお線香と白虎隊士の存在感は消えることなく訪れた人たちの心を丸ごと包んでいるのだと強く感じたんです。
筆者もこの場所に他とは違う厳かな空気を感じ、すぐには立ち去ることはできなかったです。

筆者も白虎隊士たちに手を合わせてお墓を後にしました。
さらに先に進むと白虎隊自刃の場に向かうこともできるようになっています。

行ってみましょう。

少し前まで白虎隊の自刃の場だと知らなかった筆者、美しい紅葉に浮かれていましたが知った後に見るとこの美しさが切なく、とても儚い気持ちになってきましたよ。
白虎隊の少年たちはどんな思いでこの地で自刃したのでしょうか。




墓地が続く急斜面に白虎隊自刃の場もありました。

少年の石碑が建ち、こちらにも多くの方が足を運んでいましたよ。
日本国内で若い命が失われた戊辰戦争。この戦争だけでなく、どんな理由があっても血を流すような戦いはしてほしくないと、まして日本人同士の戦争など、もう二度と起きてほしくないと激しくこの時思った筆者です。
飯盛山を巡ることでこんな気持ちにさせられる、こんなひとり旅もとても感慨深いものになりますね。
なかなか良い日です。


心休まる展望台
白虎隊の地をじっくり味わった後は、少し下に降りて会津若松の町並みと紅葉をまた味わいましょう。
お土産屋さんに並ぶように展望台もありましたよ。



もう眺めが最高すぎます。この場所にどのくらいいたかわからないくらい筆者は立ち尽くしておりました。人間には大自然が本当に必要だと実感します。

会津1/3Cafeで寛ぐ時間

さてそこそこ歩いて少し休憩したくなりましたので、カフェを探してみましょう。
展望台からさざえ堂がある方へ移動してみると、何やら素敵なカフェを発見しましたよ。
早速寄ってみましょう!
※さざえ堂についてはまた次回の会津若松記事でご紹介しますね!


入ってみましょう。

店内は広々としていて木の造りがとても落ち着きます。
時間的にも比較的落ち着いていてゆったりと寛げましたよ。

こちらのカフェの売りはどうやらテラス席のようなので筆者も外に出てみることにします。
うん、納得の景観です。



家にこんなバルコニーがあったら最高だな、なんてことを考えながら注文したコーヒーを待つこと15分ほど。温かいコーヒーが届きましたよ。

座っていると少し寒くなってきたので温かい飲み物がちょうどよかったですよ。
のんびりとコーヒータイムを味わった後は、先ほどチラッと見えて気になっていたさざえ堂に向かってみたいと思います!
そんなさざえ堂や旧瀧澤本陣を訪れた様子はまた次回の会津若松記事にてお届けします!
飯盛山、こんなに歴史を学ぶことのできる山だとは知りませんでしたが、今回教えてくれた知り合いに感謝感謝です。本当に来てみて良かった!
歴史好きな皆さんもひとり旅で会津若松に立ち寄った皆さんも、ゼヒ一度飯盛山を訪れてみてはいかがでしょうか?
飯盛山 詳細

それでは詳細です。
飯盛山(いいもりやま) 住所 965-0003 福島県会津若松市一箕町飯盛山上 TEL 0242-22-5818/0242-22-1082(夜間) アクセス ・バス まちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」で飯盛山へ 会津バスホームページ ・車 磐越自動車道会津若松ICより約15分、会津藩校日新館より約20分 鶴ヶ城より約10分、会津武家屋敷より約5分、東山温泉より約8分 芦ノ牧温泉より約25分、磐梯熱海温泉より約40分、猪苗代より約30分 裏磐梯高原より約50分、喜多方より約40分、大内宿より約50分 ・徒歩 JR会津若松駅より1時間弱 駐車場(飯盛山参拝者専用) 台数50台・大型バス30台 有料/1,000円 ホームページ 飯盛山ホームページ
会津1/3Cafe(さんぶんのいちカフェ)
住所
965-0003
福島県会津若松市一箕町大字八幡弁天下甲1404
TEL
090-7665-3064(代表 滝澤)
営業時間
9:00-17:00
定休日
不定休
駐車場
専用駐車場なし
飯盛山近隣の駐車場をご利用ください
ホームページ
会津若松観光ナビ
1/3Cafe公式Instagram
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお逢いしましょう!
Sawako