ホーム » ひとり旅 » 宿泊ホテル » レイクビュー猪苗代荘(福島県耶麻郡猪苗代町) » 女ひとり、一泊二日鈍行列車で向かう福島猪苗代の旅②~セルフホテル・レイクビュー猪苗代荘の魅力~

2024年8月4日投稿

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福島県猪苗代の旅①~猪苗代町を散策してみた~
埼玉の彩湖自然学習センターで心満たされた日
香川県観音寺市にある天空の鳥居に挑戦してみた

山の上から湖が見たい

レイクビュー猪苗代荘


出発の2日前に行先を決めて、鈍行列車に4時間揺られ辿り着いた猪苗代の町。
→猪苗代町中心部の散策記事はこちら
ひたすら自然が広がる広大な土地を歩いていると、気づいた頃には仕事でのストレスもどこかに吹っ飛んでいました。
良い感じに心が満たされた筆者ですが、今回は一泊して山から猪苗代湖や町並みを眺めよう!と意気込んでホテルを予約したので向かいたいと思います。

今回お世話になったホテル「レイクビュー猪苗代荘」さんはこのあたりです。


なかなかハードな山道を登ることになった筆者の奮闘記録(笑)から、思いがけず初めての楽しい経験になったレイクビュー猪苗代荘での時間をご紹介します。
それでは行ってみましょう!

猪苗代の町から山道へ
猪苗代町


時刻は17:00。
すっかり猪苗代の町並みを楽しんでいたら、あっという間に夕方になっていました。
最近はこの時間でも外はまだ明るくて、夕方だっていうことを忘れてしまいますよね。
さて暗くなった山道を歩くのは嫌なので、そろそろホテルに向かいましょう。

猪苗代町


警察署や町役場、スーパーや学校を過ぎるとだんだん緑が深くなってきました。山の入口ですね。
筆者は山道(先が確実にある舗道に限りますが)を登ることに対してあまり抵抗がありませんが、皆さんはいかがですか?
筆者は物事を考えすぎて頭の中がパンクしてしまうことがちょいちょいあるのですが、山道を歩いていると、何日も悩んでいたこととか答えが出ずに煮詰まっていたことが驚くほどに解決されていくんです。その感覚が気持ちよくて不定期でも山道を歩きたくなるんですよね。
今回も山の入口ですでに心が軽くなってきています。

山道に入って後ろを振り返ると見える景色。素敵すぎます。

猪苗代町


先へ進みましょう。

猪苗代町

猪苗代町
鹿とか熊が出てきそうでした

ひたすら舗道を歩くこと20分ほどでしょうか、日向に出ました。

猪苗代町


だいぶ登ってきたみたいです。

猪苗代町

猪苗代町

猪苗代町


途中に通ったペンションの前で、家族連れが驚いたような表情でこちらを見ていましたが、気にせずに進みます。笑
足が棒になってからどのくらい経ったんでしょうか、徐々に薄暗くなってきたあたりでようやく宿泊先の看板が見えました。
なんとか到着です!

レイクビュー猪苗代荘

レイクビュー猪苗代荘は素晴らしかった

北欧のようなオシャレな造り
レイクビュー猪苗代荘


なかなか長い道のりでしたが、着いたとたんに清々しい気分になってきました。達成感ってやつですね。笑

レイクビュー猪苗代荘
さて進みます
レイクビュー猪苗代荘


駐車場を抜けるとめちゃくちゃ可愛い木のドアが現れましたよ。この玄関センスがありすぎて筆者は立ち尽くしました。三角屋根に木の素材を生かした造り、周りの木々に見事に溶け込んでいます。

レイクビュー猪苗代荘

レイクビュー猪苗代荘
喫煙所は玄関横みたいですね

重厚な木のドアを開けて早速中へ入ってみると、なんとも広々とした空間が広がっています。正面にフロントがあって、とても柔和な笑顔の女性スタッフさんが出迎えてくださいました。

ちなみにこちらのホテルは土足厳禁です。フロントに上がる前にホテルのスリッパに履き替えてからお邪魔します。
そしてすぐ右側を見るとこれ。

レイクビュー猪苗代荘
あの光の向こうはどんな景色が見えるのかしら

なんとも言えない開放感のある造りで、北欧の誰かの家にお邪魔したような気持ちになるんです。
気になって仕方ないので奥へ行ってみましょう!(※その前にフロントでの手続きは済ませています)

まず突き当りの部屋がラウンジです。

レイクビュー猪苗代荘
キッズスペースもあって眺めが最高すぎ
レイクビュー猪苗代荘
奥には暖炉、ミニゴルフもあります
レイクビュー猪苗代荘
ラウンジから見たフロント側も素敵

控えめに言って素敵すぎます。そして眺めはまさにレイクビュー。

レイクビュー猪苗代荘
猪苗代湖と町並みが一望できます

写真ではちょっと伝わりづらいですが、かなり贅沢な眺望です。この景色を独り占めしている筆者もかなり贅沢者です。

さてもう一つ部屋がありますね。こちらはダイニングルームのようです。

レイクビュー猪苗代荘


本当に解放感がすごいんですよね。屋根が高いのも関係していそうですが、窓の一枚ガラスがとても大きいからっていうのもあります。気持ちいい!

レイクビュー猪苗代荘

レイクビュー猪苗代荘


あぁずっとこの景色眺めていたいです。

食事は各自自炊スタイルで
レイクビュー猪苗代荘


さてこちらのホテル、実は一般的なホテルとは少し勝手が違うようですよ。
まず、レストランや居酒屋のような食事処はありません。その代りにあるのがミニキッチンと充実した調理セットたちです!

レイクビュー猪苗代荘
かなりの数の食器。種類も豊富です
レイクビュー猪苗代荘
炊飯器にホットプレートも完備
レイクビュー猪苗代荘
当たり前のように電子レンジとオーブンもあります

ミニキッチンは撮影していないですが、カウンターバーにもなっていてワイングラスもたくさんあり、バーのオーナーにでもなったような気になれます。笑
こんなに充実した調理環境が整っていれば、食材さえあればとても楽しい時間を過ごせそうです。

フロント脇にはレンチンご飯やご当地レトルトカレー・ふりかけや漬物も販売していて、まさかの食材の用意をしていなかった筆者のようなお客さんでも(←えっ)一泊分の夜ご飯くらいは食べられますよ!

はい、そうなんです。笑
完全な情報収集不足で、セルフキッチンだということを知らずにチェックインしてしまった筆者なのですが、優しいスタッフさんのアドバイスのおかげで夜ご飯を調達できたので早速調理したいと思います。

レイクビュー猪苗代荘


ホテルに向かう途中、スーパーでつまみと缶チューハイは買っていたので、これだけ食べられれば十分です。(スタッフさんにかなり助けられました、ありがとうございました!汗)

ちなみにキッチンや食器の使用は自由ですが、調理で使用した物はすべて洗って水切り場に戻します。ここまでがルールなので、もし訪れる機会があったらルールを守って楽しんでみてくださいね。
そして食事処はありませんが、近くの中華レストランのデリバリーを自身で頼むことも可能なので、調理が面倒な方はご検討ください。(対応できない場合もあり)

ということで調理開始です。
といってもご飯とレトルトカレーをレンジで温めるだけなので、はい、完成です。笑

レイクビュー猪苗代荘
こちらの席で優雅に頂きましょう
レイクビュー猪苗代荘


こちらのご当地「ZEROカレー」は中辛で、筆者にとっては辛かったんですが何だかクセになる辛さというか酸味もあってかなり美味しかったんです。なんでも水は一切使っていないんですって。びっくりです。

あっという間に食事タイムが終わってしまいましたが、次訪れる際には食材をしっかり買い込んで調理してみたいと思います。

広々13畳の和室でひとり寛ぐ
レイクビュー猪苗代荘


お腹も良い感じに満たされたので、少し部屋で寛いでから温泉に入ることにしましょう。
フロントから階段を降りて1階に今回泊まる部屋があるようですね。楽しみです。
白基調の廊下を進んで部屋の鍵を開けると。

レイクビュー猪苗代荘
うわっ広いです!
レイクビュー猪苗代荘
めちゃくちゃ好みの部屋

以前宿泊した「ゆとりろ那須塩原」さんとも雰囲気がどことなく似ている気がします。しかも今回はひとり利用にもかかわらず、13畳の和室です。もう贅沢すぎる広さなわけです。

奥から見てみると。

レイクビュー猪苗代荘


良いですね、落ち着きます。
部屋もセルフ仕様になっていて布団は自分で敷くスタイル。なんか自分の家みたいで筆者はこちらの方が落ち着く気がしますが、皆さんはどうですか?

ほか、バスタオルとフェイスタオルはひとり1枚ずつです。もし追加する場合はレンタルして受け取るようです。一泊なら1枚ずつで十分ですね。

外の様子も見てみましょう。

レイクビュー猪苗代荘

レイクビュー猪苗代荘

筆者の部屋からは少し小さめでしたが猪苗代湖と猪苗代の町がしっかろと見えましたし、何といっても緑の濃さが魅力的すぎてたまりません。
窓際に終始トンボが遊びにきて可愛いし、風になびく木々がまた最高の癒しです。(虫がすごいためか、窓は開けられないようになっていました)

このあと休憩をして温泉に向かいましたが、温泉はこじんまりとした広さで貸し切り状態。ホテルというより親戚の家のお風呂に入りに来た、なんて感覚になれる素朴さがありました。
温泉は炭酸水素塩泉で、入るとトロっとした肌触りが特徴です。効能も色々とあるようですが、何といっても全身を包み込んでツルツルスベスベにしてくれたというのが率直な感想です。気持ちよかったなぁ。
温泉を出て部屋に戻って窓際へ行くと。

レイクビュー猪苗代荘


ちょうど満月が最高の位置にいて、まるで東山魁夷さんの絵画を見ているようでした。
温泉ですっかり心身ともに休めたしそのあとのお酒も幸せだったし、なんて贅沢な時間を過ごさせてもらえたんだろうと、ひとり思いに耽っていました。
あ、眺めがあまりにも美しくて自然と涙ぐんでしまったのはここだけの秘密ですよ。笑

レイクビュー猪苗代荘 詳細
レイクビュー猪苗代荘
天然の炭の香りに包まれ安眠できました

さて朝はのんびりと起きて準備し、チェックイン時にたくさんお話ししてすっかり打ち解けてしまった女性スタッフさんに別れを告げ、筆者はまた山道を歩いていくのでした。笑

レイクビュー猪苗代荘


それでは詳細です。

レイクビュー猪苗代荘

住所
〒969-3102
福島県耶麻郡猪苗代町葉山7105
TEL
0242-62-4511(FAX 0242-93-8887)
チェックイン/アウト
16:00-/10:00(別途入湯税150円かかります)
ホテルHPからの予約に限り東山温泉 自家源泉の宿 原瀧の無料日帰り入浴券もらえます!
アクセス
ホテルHPをご確認ください
HP
レイクビュー猪苗代荘【公式ホームページ】

猪苗代町散策の記事から引き続き読んで下さった方も、今回の記事が初めての方もありがとうございました。
次回は猪苗代町の土津神社にお邪魔しますのでお楽しみに。
また次回の記事でお逢いしましょう!

Sawako